農業や福祉の専門分野ではなく、普通教科を中心とした学習と、主体的で対話的な学習の中にSDGsを融合させ、探究型な学習スタイルを通して、
①いきて働く知識・技能の習得
②未知の状況にも対応できる思考・判断・表現の育成
③学びを人生に生かそうとする人格の形成
を目的として令和3年度からスタートした系列です。
2年次で学習する探究型学習の紹介
・絵本探究
剣淵町の特色である絵本を教材とした探究型の授業です。剣淵町「絵本の館」での授業、旭川市こども冨貴堂の見学、絵本作家との交流、オリジナル絵本の作成などに取り組み、絵本に関する学びと地域文化についての学びを深めます。
・課題探究
グループでの課題発見、情報収集、課題解決に向けたプロジェクトの計画立案、実験・検証、活動のまとめ、振り返りなどを行います。
今年度の2年次生は将来の食糧資源を探るため剣淵町で淡水魚を育て活用するという探究活動で、飼育設備の製作、電力の確保、水質の浄化、飼育魚の入手確保などに取り組んできました。
〇SDGsQUESTみらい甲子園出場エントリー動画
〇テレビ北海道 2023年8月12日 放送動画
・地域探究
剣淵町の地域特性を理解し、まちづくりの意義や目的を学ぶことで主体的な地域住民感覚を養い剣淵町のPRプランの作成を通じて、課題解決に向けた考え方、提案力を身につける授業です。また、今年度は国立大雪青少年交流の家で、美瑛町と剣淵町を比較する二泊三日の地域探究プログラムも実施しました。
2年次の地域産業実習という授業では「進路インターンシップ実習」が行われ、生徒一人一人の希望職種に応じた職種での実習体験を行い、地域産業への理解を深めるとともに、実践的な知識や技術の習得を図ります。