私は幼稚園の卒業アルバムに「幼稚園の先生になりたい」と書きました。「学校の先生」は小さい頃からの私の夢でした。私が本格的に教員を目指すきっかけとなったドラマは高校生の青春を描いた『白線流し』です。主人公の高校生たちは進路、親との関係、淡い恋などに悩みながら、無事に卒業を迎え、新たなるステージへ飛び立っていきました。ドラマの主題歌はスピッツの『空も飛べるはず』です。毎回、ここぞという泣けるシーンでこの歌が流れました。私の生徒たちには「色褪せながら ひび割れながら 輝くすべを求めて」ほしいですし、「君と出会った奇跡が この胸にあふれてる」と歌い上げるような青春を過ごしてほしいと思います。「君」の中に私や本校の先生方も含まれていることを願うばかりです。
1年次担任 櫛引 友美子