剣淵高等学校では教育の多様なニーズに応えながら将来、地域を支えることができる人材の養成を目指して、新たな系列を立ち上げました。
新たな系列名は「未来のしんろ系列」です。
ひらがなの「しんろ」には、進路(自らが進む道)・針路(進むべき方向)・新路(新たな可能性)の意味を込めて命名しています。
この系列では、本校の特色である農業と福祉、国連の提唱する持続的な社会を形成するための17の目標である、「SDGs」に着目し、高校生が地域や産業に目を向け、幅広い探究学習に取り組みながら自己進路に対応した教育を目指します。
大学進学など高度な教育につながることや、幅広い職種選択へ対応するため、校内の学習や進路指導体制の強化を図っています。
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基礎学力の定着と向上を図りながら探究的な学習を推進し、自らの興味関心を高めて自己進路の実現を図るための意欲と態度を養う。また、課題解決能力を高めるため、地域や産業、社会全般での様々な課題に着目してその解決策を探り、将来に向けた新たな可能性を具体的な実践に結び付けることができる人材の育成に努める。
主に国語・地歴・公民・数学・理科・英語を中心とした普通教科・科目での基礎学力向上を図り、公務員や地域産業の担い手として社会に貢献できる学習に取り組みます。
また、生徒の希望分野への進路決定を促すため、大学や短大、各種学校への進学を含め、インターンシップを充実させ体験的な学習を進めます。
さらに「課題研究」や剣淵町の特色である絵本を教材として取り上げた「絵本探究」などの探究型学習についても取り組んでいます。
「課題研究」の授業でソーラーパネルを製作している様子。
「絵本探究」の授業にて旭川市こども冨貴堂様を見学している様子
持続可能な開発目標「SDGs」(エスディージーズ)とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)な活動であり,日本としても積極的に取り組んでいます。